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2016年の暖冬はいつまで続くのか!?暖冬のメリット・デメリット [ニュース]

今年の冬は本当に暖かいですね!
例年と比べても今年は暖冬と言われており、いつまでこの暖かさが続くのか気になる方も多いかと思いますので、私なりに調べてみました。そのあと暖冬によって起きている現象に関していい点・悪い点をみなさんと考えてみたいと思います。

まずは多くの方が気になっていると思います、「2016年の暖冬はいつまで続くのか?」
暖冬とは、毎年のこの冬の時期(12月‐2月)の気温の平均と比べて気温が高い冬のことを
暖冬といいます。平均気温はおおよそ最近30年の気温から平均を割り出しています。
昨年の9月25日に気象庁から発表された寒候期予報によると、今年は暖冬になると既に予測されていました。東日本、西日本、沖縄では特に平均気温より上昇すると見込まれていました。

気象庁は今年2016年の1、2、3月の3か月分の季節予報を発表しています。
その予報によると、むこう三か月の気温が平年と比べて高い確率は50パーセントとしています。

「なんだ50パーセントならわからないじゃないか。」

と思われる方も多いかもしれないのですが、気象庁は無効3か月の気温が低い、平年並み
であるかどうかの予報を出しているのです。その予報によると、低い確率は20%。平年並みの
確率は30%となっています。つまり。今年の暖冬は3月いっぱいまで続くという予報なのです。





さて、現在の実際の気温はどの程度なのでしょうか。

気象庁のホームページから平均気温の統計を日本地図でわかりやすく表した図があったので
拝借いたします。以下の図の一番上の日本地図をご覧ください。

hensa_map.png

こちらは前一週間の全日本での平均気温平年差を表した日本地図なのですが、見て下さい。
日本地図が全体的に赤みがかっている印象を受けませんでしょうか。日本全体が暖冬の
証拠ですね。気象庁の予測通り東日本、西日本ともに+2.8~+3.0以上もの平均気温が上昇しています。

私が住んでいるのは東京近辺ですので東京の平均気温データを参照しますが、
例年この1月‐3月の平均気温は5度程度となっております。こちらの平均気温に以上の
日本地図に出ていた気温を足すと考えると、今年の平均は8度となりますね。
この気温は実は、例年の11月の平均気温と同じ値なのです。

つまり今年の冬は、いつもならまだ冬に差し掛かっていない、そろそろコートやマフラーを
使おうかなという11月の気温が3月まで続いていく見込みというわけです。

さて、こんな暖冬によって何が起きているのでしょうか。

暖冬が続くことで良いのは、インフルエンザの蔓延が抑えられていることだと思います。
本来インフルエンザウイルスは気温が低ければ低いほど繁殖し、逆に暖かい気温だと
発生率は下がるといわれています。このまま暖冬が続けば感染する確率も少ないままと言えます。

しかし、今年の暖冬の影響で一番の大打撃をこうむっているのはアパレル業界であると思います。

代表的な例がユニクロ。

普段ならヒートテック、ダウンジャケット、フリースと飛ぶように売上があがっていくと思いますが
今年の暖冬の影響で12月の売り上げは11.9パーセントも下がってしまったようです。(朝日新聞調べ)

また、本日ニュースで取り上げられていたのが、沖縄で開催されていた「日本一早いひまわり祭り」
のために植えられていたひまわり40万本がすべて枯れてしまったのです。

毎年8万人もの観光客を集めるひまわり祭りだったこともあり、たくさんの方々も冬の透き通った
青空のもと、満開に咲くひまわりがみれなくて残念だったのではないでしょうか。


普段暖かいことで仕事や学校に行くときはすこし楽ですし、インフルエンザに感染する
リスクも低いので健康的になれますが、冬服を扱う業者さんや気象に大きく左右される
農家の方々は本当に暖冬なのに冷たい向かい風が吹く冬が続いていくことになりそうです。




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